大関から関脇への陥落が決まっていた豪栄道の引退が発表されました。
境川親方が「大相撲初場所は最後まで」と言っていたのですが、残念ながら場所中の引退決意となってしまいました。
豪栄道の引退理由は何だったのでしょう?そして今後の相撲界での活動はどうなるでしょうか?
豪栄道の引退に関する舞の海の予言についてもフォーカスしたいと思います。
豪栄道の引退理由は足首の大ケガが引き金?
豪栄道は2019年11月場所初日に全治8週間の大ケガを負いました。
当時の対戦相手は東前頭筆頭の遠藤。
左足首関節の靱帯を損傷する大怪我だったことから「1月場所に間に合わないのでは」とか「このまま引退ではないか」という声も出ていたわけです。
これまでにも、左膝の半月板損傷や両肩の剥離骨折、左目内壁の骨折など数々のケガに苦しみながら、7度の優勝次点を成績として残すなど勇姿を見せてきてくれた豪栄道。
全治8週間の大ケガから厳しいリハビリや稽古を乗り越え土俵に立ったのが、2020年1月の大相撲初場所でした。
しかし、初場所12日目に新関脇の朝乃山に負けて大関陥落が決定。
26日の千秋楽を5勝10敗で終えて「自分の持てる力は全部出し切ったと思います」と力なく語っていました。
全治8週間の大ケガですから、十分な回復を感じられない面もあったのでしょう。
そのタイミングで若手の朝乃山に屈し、現役力士としての潮時を感じたのかもしれません。
舞の海が豪栄道の引退を予言していた
実は豪栄道の引退を予言していた人がいました。
舞の海がNHK大相撲解説で取組前に「豪栄道コール」を送るファンを受けて意味深な発言をしていたんです。
その発言がこちら。
「この一番で引退と思っているお客さんが、もしかしたらいるのかもしれない」
大相撲初場所千秋楽で、豪栄道に大声援を送っている観客を前にしての発言です。
この舞の海の発言に対して、
「え?(それは)ないでしょ?」
「考えすぎじゃないか?」
と同じ放送で解説を務めていた北の富士勝昭は反論していました。
これに対して、相撲ファンの間では舞の海の匂わせ発言が話題に…。
実は、舞の海は豪栄道が所属している境川部屋のコーチなんですね。
舞の海はあくまで「お客さん」が引退を予想しているような言い方をしていましたが、本当は豪栄道の引退を知っていてうっかり口を滑らせてしまった可能性が高いのではないでしょうか。
豪栄道の今後の活動は?親方として相撲界(角界)に残る?
豪栄道が引退したあとの活動はどうなっていくのでしょう?
相撲界(角界)では大関の特権で、3年間「豪栄道親方」として相撲協会に残ることができます。
つまり、 四股名のまま現在の境川部屋の部屋付き親方として残るということですね。
豪栄道は年寄株(年寄名跡)を持っていないようなので、引退後すぐに日本相撲協会の役員になったり、自分の相撲部屋を開くことのは難しそうです。
ただ、豪栄道には相撲界(角界)に残ってほしいというファンの声が多く挙がっていますね。
年寄株が全部で108あるうち現在空いているのは2株のみ。
さらに、年寄株の取得には1億円以上の購入費がかかるという噂もあります。
豪栄道が今後どのような活動をしていくのか、正式な引退会見などをチェックしたいですね。
【まとめ】豪栄道の引退理由や舞の海の予言について
多くのファンに愛され「ゴウタロウ」や「豪ちゃん」の愛称で人気が根強い豪栄道。
引退を惜しむ声は長く尾を引きそうですね。
これからも豪栄道の姿を見たいというファンの声に応える形で、親方としての新たなスタートを期待したいと思います。