スタジオジブリの世界観がたっぷりと堪能できるジブリパークの詳細が続々と明らかになってきました!
ジブリパークのロゴやポスターのほか素敵なイラストで描かれた完成予想図が公開され、「開業前から待ちきれない!」という声があちこちから上がっていますね。
ジブリパークはスタジオジブリと愛知県や中日新聞社などが2017年から連携・協力して進めてきた事業で、かなり大規模なジブリワールドが誕生することになりそうです!
なんでもジブリパークには5つのエリアが誕生するということで、この記事では各エリアの完成予想図とともに、ジブリパークの場所や開業時期を紹介します!
ジブリパークの場所はどこ?
ジブリパークは愛知県の長久手市にオープン
ジブリパークは愛知県の長久手市(ながくてし)の「愛・地球博記念公園」に開業します!
「愛・地球博記念公園」はモリコロパークという愛称で地元の人に親しまれています。
2005年に同地で開催された愛知万博の公式キャラクターである、森の精「モリゾー」と「キッコロ」が愛称の由来ですね。
どちらもとっても可愛いらしいキャラクターですよね!
モリゾーは一瞬だけ某不動産サイトのキャラクターに見えなくもないのですが…笑
話題性の高いテーマパークというと、東京や大阪といった都市圏にあるイメージがありますが、なぜジブリパークは中部地方の愛知県に建設されるのか?
その理由は2005年に開催された愛知万博の理念とスタジオジブリの理念が一致したことにあります。
愛知万博は「自然の叡智」を掲げ、人と自然が共存するというテーマを軸に「愛・地球博」として開催されました。
万博終了後に跡地に開園したモリコロパークでも「人と自然の共生」というテーマが継承され、自然環境を可能な限り保存・保全する運営がなされています。
「となりのトトロ」などの代表作品からもわかるように、スタジオジブリも「自然」を大きなテーマとして扱っており、
「ジブリの世界をモリコロパークに建設することは愛知万博の理念継承に繋がる」として、今回のジブリパークの建設が決定に至りました。
愛・地球博記念公園の場所と住所
【住所】
〒480-1342
愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1
アクセスや駐車場についてはこちら
ジブリパークの開業オープンはいつ?
ジブリパークの開業オープンは、2022年に予定されています!
全部で5つのエリアが完成する予定ですが、
まず2022年秋に「青春の丘エリア」「ジブリの大倉庫エリア」「どんどこ森エリア」を開業し、
その約1年後に「もののけの里エリア」「魔女の谷エリア」の開業が予定されています!
ジブリパーク開業まであと3年もあるのですね。期待が大きすぎてもっと早くできないかなあ…と思ってしまうのは仕方ないですね。笑
開業まで待ちきれないよ!という方、モリコロパークには行かれたことはありますでしょうか?
実は完成予想されている「どんどこ森エリア」にある「サツキとメイの家」は今も訪れることができるんですよ!
事前に予約が必要という大人気エリアですが、ジブリパーク開業前に一度足を運んでみてはいかがでしょうか!?
ジブリパークには「5つのエリア」が完成予想!
青春の丘エリア
ジブリパークのメインゲートとなる予定なのが「青春の丘エリア」。
青春の丘エリアはジブリパークのエレベーター棟あたりに建設される予定になっています。
完成予想図でも描かれている建物は、青春映画として人気の高い「耳をすませば」に登場する骨董品屋「地球屋」を再現するそうです!
あのレトロで懐かしいながらオシャレな外観や、「地球屋」の内装が再現されるようなので、アニメの世界にどっぷり浸れるエリアになりそうですね。
テーマソングであるカントリーロードが館内でかかっていたら興奮MAXになりそうです。笑
ジブリの大倉庫エリア
2018年9月まで温水プールとなっていた場所に、リニューアルオープンという形で建設されるのが「ジブリの大倉庫エリア」。
完成予想図でも大きな天井の骨組みが描かれており、天候に限らず通年遊べるような室内施設になる予定です!
モリコロパークの真ん中辺りに作られるジブリの大倉庫では、展示室や映像展示室のほか、子供向けの遊び場もできるようです。
コンセプトアートではスペインのグエル公園を彷彿とさせる階段ひろばや、洋風な建物が立ち並んでいます。
もののけの里エリア
海外でも非常に高い評判を得ている作品「もののけ姫」は、「もののけの里エリア」として田園的な風景のなかに再現される予定です。
もののけ姫の世界は田畑が広がる日本的な場所ですから、外国人の方にも人気が出そうなエリアですね!
コンセプトアートでは青森の三内丸山遺跡を彷彿とさせるような竪穴式住居や、岐阜県の白川郷にある合掌造りの茅葺屋根の建物などが描かれています。
もののけ姫の劇中で主人公達の村を襲ったタタリ神をモチーフにしたオブジェなどが展示される予定となっており、大人も楽しめるエリアになりそう。
自然に包まれた純和風な世界観になるということで、エリアを歩くだけでもののけ姫の森を散歩しているような気分になれそうですね。
魔女の谷エリア
「ハウルの動く城」や「魔女の宅急便」といった魔女や魔法が登場する作品の世界観が表現されるのが「魔女の谷エリア」です。
ユニークでユーモアな外観の「ハウルの城」や、魔女の宅急便の主人公・キキの実家である「オキノ邸」などが建設される予定です。
コンセプトアートをみてみると、魔女の宅急便に登場する黒猫「ジジ」が描かれたコーヒーカップのようなアトラクションが設置されており、ほかのエリアにはない楽しみ方ができそうですね!
どんどこ森エリア
「どんどこ森エリア」は「となりのトトロ」の世界観をテーマにしたエリアです。
どんどこ森エリアでは広大な自然を活かし、新たに建物を建設するのではなく、現在も公開されているパビリオン「サツキとメイの家」をそのまま活用するようです。
サツキとメイの家の裏山には散歩路が整備される予定となっており、トトロが寝転がっていた空間が具現化されるとのこと!
「どんどこ」という名称は、劇中でトトロとサツキちゃん・メイちゃんが一緒に踊った踊りの名前に由来しているそうです。
アニメ「となりのトトロ」の一場面のように大きなトトロのおなかの上で寝転がったりできるのかもしれませんね!
【まとめ】ジブリの理念や世界観がつまったジブリパークに期待
公開されたジブリパークの完成予想図を見ているだけでワクワクしてきますね!
しかしジブリパークで期待されているのは5つのエリアやアトラクションだけではありません。
なんと「ジブリ作品に登場した食べ物が販売されるのでは?」と噂されているのです!
ハウルの動く城に登場したベーコンエッグや、魔女の宅急便で登場したカボチャとニシンのパイなどなど…。
ジブリ好きにはたまらない、いや、訪れた人をジブリ好きにしてしまいそうなジブリパークになりそうな予感が満載です!
引き続きジブリパークの情報をウォッチしていきたいと思います!