吉本芸人の闇営業のニュースが旋風を巻き起こしている今日この頃ですが、
芸人の「闇営業」について約30年前にピン芸人の上岡龍太郎が語ったコメントが天才だと話題になっています。
この時代に全盛期を迎えている芸人さんは20年以上たった今にも通じる金言を残している……
— あじさん@漂流中 (@ajijisan1) 2019年6月28日
上岡龍太郎さんって本当に凄かったんだな>RT
そこでこの記事では上岡龍太郎さんがどこでどんなコメントを言っていたのか、リサーチをしてみました!
上岡龍太郎の「闇営業」に関するコメントが鋭い
話題になっている上岡龍太郎さんのコメントは、
1987年から1998年まで放送されていた深夜トーク番組「パペポTV」で語られたものです。
当時の上岡龍太郎さんは47歳。今年2019年3月20日で77歳の誕生日を迎えられました。
今の若い世代にはピンとこない名前かもしれませんが、
上岡龍太郎さんは「芸は一流、人気は二流、ギャラは三流。恵まれない天才、私が上岡龍太郎です」といううたい文句で、
大阪のテレビ界の人気を席巻していた超人気芸人です。
上岡龍太郎がパペポTVで語ったコメントの内容とは?【動画】
吉本芸人の闇営業に関連して話題となっている上岡龍太郎さんのコメントでは、
芸人と暴力団やヤクザとの癒着について触れられています。
芸人っていうのは、なんやゆうたら落ちこぼれ人間です。
社会のはみ出し者、アウトロー、いわば暴力団と一緒です。
ですから我々とヤクザは一緒。
それから芸人とヤクザが癒着したらあかんゆうけど嘘あんなの。
根が一緒だから癒着もなにも、元々同じタイプの人間やからね。
上岡龍太郎さんのコメントより
上岡龍太郎さんのコメントはさすが言葉選びが話題性に富んでいるな~という感じですが、
これを言い換えればつまり「芸人もヤクザも共通する部分があって、だから癒着(闇営業)も起こる」ということでしょうか。
さらに上岡龍太郎さんは上のコメントに続けて、芸人とヤクザの共通点をこのように語っています。
できるだけ楽したい、みんなと一緒のことはしたくない、それでいてチヤホヤしてほしい、お金はようけもらいたい。
ほとんどこうゆう考え方の人間が芸人かヤクザになるんですね。
ただ向こうは腕が達者で、こっちは口が達者だったってゆうだけの話。
上に生えている木が違うからみんな違うって思てるけど根はおんなじですから。
上岡龍太郎さんのコメントより
なるほど、この考え方から行くと芸人と暴力団など反社会組織とのつながりや闇営業は、
同業者の集まりといったところでしょうか。
似た者同士付き合いやすい部分があるのかもしれません。
上岡龍太郎さんのコメント動画全編はこちらをご覧ください!
上岡龍太郎のコメントに対する世間の反応は?
上岡龍太郎の闇営業や芸人と暴力団の癒着に切り込んだコメントには多くの反響が寄せられています。
ネット上では闇営業や癒着の良し悪しは別の問題としつつも、「本質を突いてると思う」「さすが天才芸人」といった約30年前のコメントに対する驚きの声が挙がっていますね。
やはり上岡さんはすごい。
— 西の国から (@KacheXy) 2019年6月28日
こんなに尊敬できる芸人さんは他にいないと思う。
本質を理解している。
だからこそ、すっぱりと辞めれたんですね。
パペポ懐かしい!当時はホンマにおもしろかった。上岡龍太郎よかったわー
— ボス (@pinturihhiko) 2019年6月28日
まあね、言い得て妙。
— kazkaz@THE ALFEE札幌hitaruライブ 6/23参加 (@kykukaz32768) 2019年6月28日
あの頃、あの「横山やすし」師匠も生きていらっしゃったからなあ。
確かに言っていることには妙なリアル感がある。
>30年前の上岡龍太郎の発言
【まとめ】上岡龍太郎の「闇営業」に関するコメントが鋭い
芸能生活40周年を迎える2000年の春に惜しまれながら引退した上岡龍太郎さんですが、
「天才芸人」と称されるだけあって、芸能界の闇にも切り込むコメントを残していたんですね。
それが数十年の時を超えて、現代の芸能界の問題にもストレートに響く内容だから驚きです。
芸能界と反社会組織のつながりは昔から行われていることで、闇営業といった活動も業界では「よくある話」であることが上岡龍太郎さんのコメントからも伺えますね。