アメリカの人気リアリティスターのキム・カーダシアンが「KIMONO(キモノ)」という下着ブランドを立ち上げたことをめぐり、これは「文化の盗用」にあたるとして、2019年6月に日本や海外で猛烈な批判が巻き起こっていますね。
実はキム・カーダシアンは約1年前の2018年5月にも「KIMONO INTIMATES(キモノ・インティメイツ)」の名前で商標登録の申請を行っており、この時にも日本の伝統的衣装である「着物」と全く同じ名前を使うことに対し批判の声が殺到していました。
しかしキムにとって日本の「着物」を自分の下着ブランドの商標にすることの問題を認識するのは困難ともいえるかもしれません。
なぜならキム・カーダシアンは自分の子供にキラキラネームをつけているだけでなく、
息子や娘の名前を商業利用のために商標登録しているからです!
キム・カーダシアンとカニエ・ウェストは息子や娘を商標登録!
キム・カーダシアンと夫のカニエ・ウェストの間には下で紹介しているように娘が2人、息子が2人の合計4人の子供がいます。
実は子供たちの名前が全員キラキラネームなのですが、
驚くべきはキム・カーダシアン夫妻が娘や息子の名前を商業的に利用するため商標登録を申請しているという点です。
子供たちの名前はファッション、スキンケア、おもちゃなどの商品に使用され、具体的な社名などは明らかになっていませんが、キム・カーダシアン夫妻のブランドと他社とのビジネス契約での使用も見込まれているそうです。
2019年5月10日に代理母を通して誕生したキム・カーダシアンの4人目の子供の時には、商標登録申請書の目的欄に、エンターテイメントのサービスやスキンケア、サプリメント、アクセサリー、マニキュア、ボディオイルなど、あらゆるジャンルのものが書かれていたそうです。
そしてなぜか日本文化の1つである「箸」も含まれていたそうで、キム・カーダシアンの「商標登録狂」ぶりが伺えます。
息子や娘の名前を商業利用のためにあたりかまわず商標登録してしまうキム・カーダシアンからすれば、
自分の矯正下着ブランドを「KIMONO(着物)」として商標登録することなどなんの造作もないことなのでしょうね…。
キム・カーダシアンとカニエ・ウェストの子供のキラキラネームは?【画像】
さて、2014年5月に結婚したキム・カーダシアンとカニエ・ウェストですが、4人の子供をもうけています。
1人目と2人目はキムが出産、その後は癒着胎盤などが理由で妊娠にドクターストップがかかり、3人目と4人目は代理母出産でもうけています。
不妊で悩んでいる女性や夫婦が大勢いる中で、さすがお金があり余っているセレブ夫婦は子供の作り方も世間離れしていますね…。
世間離れしているのは子供の名づけも同様で、4人の子供はみんな「キラキラネーム」であることで有名です。
長女|ノースちゃん(North West)
長女のノースちゃん(North West)は2013年6月15日生まれです。
方角の「北」を意味する「North」が名前のため、ファミリーネームの「West」と合わせてフルネームで「北西」という意味になります。
アメリカで2010年まで運行していた「ノースウエスト航空」と同じ語感ですね。
どうやら夫カニエの苗字のウェストに引っ掛けてノリで決めてしまったようです。
長男|セイントくん(Saint West)
長男のセイントくん(Saint West)は2015年12月5日生まれです。
「聖人」や「聖徒」を意味する「Saint」という名前がついています。
ファミリーネームの「West」と合わせた意味は「聖人ウェスト」になりますね。
日本人で言ったら「神様」とか「仏」とかを名前にしてしまう感覚でしょうか…。
次女|シカゴちゃん(Chicago West)
次女のシカゴちゃん(Chicago West)は2018年1月18日生まれです。
名前の「Chicago」はお気づきの方も多いかと思いますが、
そう、アメリカ合衆国イリノイ州にある大都市の名前です。
なんでもラッパーである夫カニエ・ウェストは、このシカゴちゃんの名前と同じ「シカゴ」出身なんだとか。
日本で言ったら「名古屋」とか「福岡」とかを子供の名前にしちゃう感じのノリでしょうか…。
次男|サームくん(Psalm West)
次男のサームくん(Psalm West)は2019年5月9日生まれです。
「Psalm」は神への賛美の詩「詩篇」や「賛美歌」「聖歌」を意味する単語です。
名前の付け方に長男のセイントくんと同じ方向性を感じますね。
単純に日本語にすると「賛美歌くん」です。
小学校でいじめられたりしないのか心配すぎる名前ですね…。
【まとめ】キム・カーダシアンの子供はキラキラネーム
「KIMONO(キモノ)」という下着ブランドを立ち上げたことで批判殺到中のキム・カーダシアンは、自分の子供名前まで商標登録しているんですね。
そして子供4人の名前は全員キラキラネームです。
長女|ノースちゃん(North West)=北ちゃん
長男|セイントくん(Saint West)=聖人くん
次女|シカゴちゃん(Chicago West)=シカゴちゃん(都市の名前)
次男|サームくん(Psalm West)=讃美歌くん
子供たちのキラキラネームや商標登録申請などをみていると、正直なところ、日本の伝統衣装「着物」を自身の下着ブランドの商標として申請したことが「文化の盗用」であることを本人が理解すること自体かなり難しいのではないかとすら思ってしまいますね。
正真正銘の「着物」で世界に打って出ようとする伝統的な工房や業者さんに悪影響がないことを願うばかりです。