新元号「令和」の発表から間もない中、今度は日本円紙幣の刷新が政府から発表となりました。
紙幣が一新されるのは2024年度上期となっており、2004年以来、20年ぶりの新紙幣となります。
今回新しいデザインとなる紙幣は1万円札、5千円札、千円札のラインナップ。
新デザインを巡っては「額面数字のフォント」や「人物の肖像」を巡って賛否両論が巻き起こっていますが、お札のサイズはどのように変わるのでしょうか?
そもそも現在の紙幣のサイズは何センチ?
私たちが毎日手にするお札ですが、1万円札、5千円札、千円札それぞれのサイズがどれくらいか知っていますか?
現行の紙幣のサイズは高さはどれも同じですが、幅が種類ごとに異なっているんです。
一万円券=76ミリ×160ミリ
五千円券=76ミリ×156ミリ
二千円券=76ミリ×154ミリ
千円券 =76ミリ×150ミリ
実は一万円札と千円札には1センチ(10ミリ)も差があるんですね!
これだけ紙幣によって大きさに差があるため、私が以前使っていたお財布は千円札ならぴったり入るのに、一万円札は少し曲げないと入らないという微妙なサイズ感でした。
こんな失敗を繰り返さないためにも、今使っているお財布が今回発表された新デザインの紙幣に対応しているかどうか気になりますよね。
新デザインの紙幣サイズは今と同じ!
ずばり今回発表された新紙幣のサイズは、現在流通しているお札とすべて同じ寸法になっています。
今使っているお財布がお気に入りの場合もあるでしょうし、新紙幣に対応するためにお財布を買い替えなくていいのは朗報ですね!
ちなみに、日本の紙幣は海外と比べると大きめ
海外によく行く方なら「日本のお札ってなんか大きくない!?」と感じたことがあるかもしれません。
それもそのはず、日本の紙幣のサイズは世界的にみるとやや大きい部類に入るからです。
例えばアメリカの通貨である米ドルの紙幣のサイズは、1ドルから100ドル紙幣まですべて同じサイズで、縦2.61×横6.14インチ(66ミリ×156ミリ)となっています。
また、ヨーロッパで使われているユーロ札のサイズは、一番小さいサイズで縦62ミリ×横120ミリ、約1万2千円に相当する100ユーロ札は縦82ミリ×147ミリです。
お気に入りの財布に新紙幣を入れて使おう!
新たな日本円紙幣のデザインが発表されたことで、現在の紙幣との違いに話題が集まりがちですが、お札のサイズは今と変わらず!
お気に入りの財布はそのまま使えます。
新元号の始まりと共にお財布を買い替えて、2024年には新たなお札を迎え入れるのもいいですね。