ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川さん(享年87)が2019年7月9日にくも膜下出血で亡くなりました。
7月12日にはジャニーズ所属のタレントや事務所スタッフのみで「家族葬」が執り行われ、
「芸能界のシーラカンス」とも言われてきたジャニー喜多川さんは荼毘にふされました。
このジャニーさんの葬儀は報道陣も完全シャットアウトでしたが、出棺の際に霊柩車の助手席に乗っていたのが滝沢秀明さんだったことが話題になっています。
亡くなった方の霊柩車の助手席に乗るのは通常喪主にあたる人物ですが、
ジャニー喜多川さんと滝沢秀明の関係とは一体どういったものなのでしょう?
ジャニー喜多川さんの葬儀の場所は渋谷にある自社ビル
ジャニー喜多川さんの葬儀がどこで行われたのか気になるところですが、
場所は葬儀場ではなくジャニーズ事務所が2016年頃に買い取った渋谷の自社ビルで執り行われました。
【住所】
〒150-0002
東京都渋谷区渋谷3丁目29−24
エースファーストビル
このビルにはタッキーこと滝沢秀明さんが芸能界を引退し社長に就任した会社「ジャニーズアイランド」が入っています。
ガラス張りの12階建て、敷地面積約1452㎡(440坪)といわれているこのビルにはジャニーズJr.がレッスンなどに使う部屋も入っていて、
ジャニーさんが「子供たちのためにどうしてもNHKに近い場所に欲しい」といって約80億で買い取った思い出の場所だそうです。
ジャニー喜多川さんの葬儀には「TOKIO」や「NEWS」、「関ジャニ∞」大倉忠義さん、「Hey!Say!JUMP」八乙女光さんや伊野尾慧さんといったメンバーが駆け付けたとのこと。
しかし2017年9月にジャニーズ事務所を退所した元SMAPメンバーの3名「稲垣吾郎」「草なぎ剛」「香取慎吾」さんたちは「部外者」としてジャニーズ事務所から正式な連絡すらなかったそうです。
滝沢秀明さんがジャニー喜多川さんの遺影を抱えて霊柩車の助手席に
渋谷の事務所所有のビルで葬儀が行われたことに加え、
ジャニー喜多川さんの「家族葬」で驚きだったのは
滝沢秀明さんがジャニー喜多川さんの遺影を抱えて霊柩車の助手席に乗っていたことです。
ちなみに、ジャニー喜多川さんの出棺は午後2時半ごろで、遺影はギネスブック2012年版に掲載された時の帽子とサングラス姿の写真だったということです。
通常であれば親族などの喪主が座る助手席には、
遺影を大事に抱えた滝沢秀明さんの姿がありました。
一般的な親族関係から考えると、霊柩車の助手席には姉であるメリー喜多川さんか、次期事務所社長とも噂される姪のジュリー藤島さんが座るのが自然ですよね。
それゆえ滝沢秀明さんが血のつながった親族であるメリー喜多川さんやジュリー藤島さんをさしのいて
喪主のポジションである霊柩車の助手席に座っている理由はジャニーさんと滝沢さんの間に「特別な関係」があるからだ、と言われています。
ジャニー喜多川と滝沢秀明は養子縁組関係で正式な後継者?
実は昔からジャニーさんと滝沢秀明さんの「特別な関係」についてまことしやかに囁かれている噂があります。
それが、ジャニーさんと滝沢秀明さんの「養子縁組」関係です。
「養子縁組」とはなにかを簡単に説明すると、
血のつながりのない子を自分の息子・娘のようにすることです。
滝沢秀明さんは幼い頃から⺟⼦家庭で育ったことを公表しています。
また、ジャニー喜多川さんが実の⽗親のような存在になって、
滝沢秀明さんを精神的に支えてきたことも有名な話ですよね。
仮にジャニーさんが生前に滝沢秀明さんと「養子縁組」をしていたとすると、
家族葬の場で親族として「喪主」を務めていたことも合点がいきます。
2018年にはジャニー喜多川社長の後継者として滝沢秀明さんが指名されたという報道もなされています。
結婚しておらず子供もいないジャニーさんにとって滝沢秀明さんが「実の息子」のような存在になっていたことも十分考えられます。
ジャニー喜多川の遺産300億円が滝沢秀明にも相続される?
養子縁組の子供には相続権もあるため「養子縁組」によって滝沢秀明さんがジャニーさんの「息子」にすでになっているとすると、
ジャニーズ事務所の後継者だけではなく、ジャニーさんの300億円と言われる遺産をめぐる争いが勃発する可能性も否定できません。
アメリカ生まれでアメリカの学校を卒業しているアメリカ人的な感覚を持つジャニーさんだけに、
細かいところまできっちりと遺言書に残しているはずという見方もあり、
葬儀の出棺の際に滝沢秀明さんが霊柩車の助手席に乗っていたのもジャニーさんの遺言である可能性もあります。